竹下登はどんな総理大臣だった?

 竹下元総理の孫と公表した後に注目度が高まったことについて「(芸能活動は)おじいちゃんとのコラボ」と表現するユニークなDAIGOさん。竹下元総理の在任時に総理官邸を訪れたエピソードも披露しています。竹下氏は1987年11月に第74代内閣総理大臣に就任。1989年6月までの約1年半を務めた、昭和最後の総理大臣です。総理在任時はバブルの真っ只中で、1988年から1989年にかけて、地域振興を目的に全国の自治体に1億円を交付した「ふるさと創世事業」を発案し交付。この1億円で作られた青森県黒石市の純金のこけし、同じく青森県の百石町(現・おいらせ町)の自由の女神像や、高知県の中土佐町の純金のかつお像などが話題となりました。また、日米貿易摩擦の懸案事項だった牛肉・オレンジの輸入自由化合意でも知られています。

 竹下元総理のもっとも大きな施策といえば、やはり消費税導入でしょう。消費税導入には国民の反発も多く、当時を振り返ってDAIGOさんは「超バッシングされた」「学校での俺の支持率も急降下」と笑いを交えて語っています。しかし、酔っぱらって肌着一枚で「白鳥の湖」を踊るなどの陽気な一面もあったということで、DAIGOさんにとっては優しいおじいちゃんであったことは間違いないでしょう。

政治家一家ですが、放送業界にも縁があるんです

 祖父が元総理という“華麗なる一族”の仲間入りをする北川さん。お相手のDAIGOさんが芸能人とはいえ、親戚には政界や経済界の関係者も多く、ややお堅いイメージが。ですが、兄である竹下元総理の地盤を引き継いで自民党の衆議院議員を務めており、DAIGOさんの大叔父にあたる竹下亘氏は、NHKの記者出身。また、DAIGOさんの叔父(伯母の結婚相手)で、政治家の故・金丸信氏の長男の金丸康信氏はTBS系列のテレビ山梨の代表取締役社長と、放送業界にゆかりのある人たちも。女優の北川さんが仲間入りすることで、ますます華やかな一族となりそうです。NS、「入籍しました!」の報告が待ち遠しいですね。