ディーン・フジオカは本名?ハーフなの?

 ネット上では、ディーンさんが流暢な中国語を操ることから、彼が中国人と日本人のハーフだという噂もありましたが、ご本人自ら「祖父母も両親もれっきとした日本人ですよ」と噂を否定しています(日経GLOBAL GATE、9月28日公開のインタビュー記事より)。公表している本名は藤岡竜雄さんです。そんなディーンさんですが、2012年に中国系インドネシア人女性と結婚し、2014年10月には男女の双子が誕生。ご自身のお子さんはハーフということになりますが、日本語、英語、中国語、インドネシア語を自在に操るディーンさんが、どの国の言葉でお子さんに話しかけているのか気になるところです。なお、子育ての様子はディーンさん自身が更新する画像共有サービス「Instagram」で公開されています。

「あさの師」としての演技に注目

 ディーンさん演じる五代友厚は、幕末から明治期にかけて活動した実在の実業家です。現在の大阪証券取引所や大阪商工会議所を設立、さらに鉄道会社などいくつも企業の興し、低迷していた大阪の経済発展に大きく寄与しました。また、商家の子供たちのために開いた商業の講習所が、のちに大阪市立大学に繋がります。幕末には薩摩藩士の代表としてイギリス・フランス・オランダなどを視察するなど海外に対する見識も深く、グローバルな視点でボーダーレスに活動するディーンさんに、まさにぴったりな役どころと言えるでしょう。日本最初の女子大学の創設に奮闘することになるヒロイン・あさの師として、今後ますますディーンさんの登場シーンが増えていくのではないでしょうか。