疲れやすくなった、たるみが目立つようになってきた。でも、わざわざエイジングケアのためだけの時間はとれない……。そんな人でも大丈夫! “老け”の進行を効率よく食い止めるには、習慣を“ちょい足し”するだけでいいんです。海外のエイジング研究で、「歩く速さ」「座っている時間」「食べるもの」「睡眠」など、普段の習慣が特に老化に大きく影響することがわかってきました。今号では、そんな研究結果と専門家の意見をもとに、効率よく“老け”を防ぎ、太りにくくなる“ちょい足し”習慣をご紹介します。わざわざそのためだけに時間をとらなくてもOK! 驚くほどカンタンな習慣ばかりです。

 エイジングケアというと、高い化粧品や、時間をかけた運動が必要と思うだろう。でも、毎日の「ながら」や「ちょい足し」がカギだとわかってきた。老化は毎日ちょっとずつ進むからだ。「糖質が多い食事を続けていると少しずつ肌や血管、骨の老化が進む。これをちょっとした食事や運動で抑えることが重要」と東海大学大学院医学研究科ライフケアセンターの石井直明教授はいう。

調査概要:2016年3月1日~11日の11日間、「日経ヘルス」「日経ウーマンオンライン」の読者を対象にウエブで調査。回答した127人について集計。平均年齢は44.1歳。
調査概要:2016年3月1日~11日の11日間、「日経ヘルス」「日経ウーマンオンライン」の読者を対象にウエブで調査。回答した127人について集計。平均年齢は44.1歳。

 また、エイジングケアの効果は貯金ができないという。「週末の運動による基礎代謝の改善効果は1~2日で消えてしまう。毎日少しずつでも歩くほうが筋肉の劣化を抑えられる」と順天堂大学大学院医学研究科の田村好史准教授。

 毎日続けるには生活にちょい足しできるものがいい。7つのちょい足し習慣を紹介しよう。

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取材・文/羽田 光(編集部)、写真/鈴木 宏、スタイリング/椎野糸子
ヘア&メイク/依田陽子、モデル/殿柿佳奈、デザイン/ビーワークス

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