ビューティースイッチって何? 足を押して小顔になるってどういうこと? そんな疑問も試せば一発解消。「何これ、スゴイ!」と驚きの声を上げずにはいられない!

 これまで1万人を見てきた人気理学療法士の清水賢二さんが、あらゆる施術の最初に押し、体と顔を美しく整える最大のポイントにしているのが、足の「ビューティースイッチ」だ。

 ビューティースイッチとは、多くの人がイメージしやすいように名づけた呼び方で、実際には、足の外くるぶしの前方斜め下にある横足根(おうそくこん)関節という関節を指す。清水さんによると「ハイヒールや座りっぱなし、運動不足などによって硬くなりやすい関節で、動きがいい人に出会ったことは一度もない」という。その関節を押して動きがよくなると、なぜ顔まで美しく整うのか。それには、体の背面に連なる筋膜がかかわっている。

 「体の背面に連なる筋膜は、足裏の足底腱膜からお尻、背中を通って額までつながっている。足の裏の足底腱膜の動きが良くなると、この筋膜の張りがよみがえり、それに引っ張られて顔まで引き上がる。その足底腱膜の動きを良くするカギが“ビューティースイッチ”こと、横足根関節。足底腱膜を直接もむよりも、連動する横足根関節を押したほうが効果的」(清水さん)

 基本の押し方は、関節の溝に沿って強めに30秒押し続ける。鈍い痛みを感じる人が多いが、たった1回でも変わる即効性は、モデルの原田さんが実証済み。押す前と後で顔を写真に撮って見比べてみて!

モデルの原田さんが さらに小顔に!

足を押してなぜ小顔になるの? 足と顔は筋膜でつながっているから!

体の背面の筋膜は、足の裏の足底腱膜から額までつながっている。“ビューティースイッチ”を押すと筋膜がピンと張り、顔まで引き上がる。

ビューティースイッチを押すと筋膜が張りを取り戻す

筋肉をボディースーツのように覆う筋膜は6方向あり、そのうち体の背面に連なる筋膜「スーパーフィシャルバックライン」は足裏からふくらはぎ、お尻、背中、額までつながっている。

【筋膜がきちんと効き小顔になる】基本の“ビューティースイッチ”押し

背中の筋膜が張り、顔が引き上げられて小顔になる。夜、1日の疲れがたまっているタイミングで押すと体のゆがみをリセットでき、腰痛や脚のむくみも解消できる。押した後、その場で足踏みすると、筋膜がよりピンと張るのでお薦め。

押し方は縦にグイグイ
縦方向に連結している関節に沿って、指先で骨に当たる感じがわかるぐらい強めに押す。

お姉さん座りだと押しやすい
横座りをすると正しい場所を確認しやすく、さらに足と同じ側の手を使うと力を入れやすい。

“ビューティースイッチ”とは
外くるぶしの前方斜め下で、足首を内外にひねる動作にかかわる横足根(おうそくこん)関節のこと。別名、ショパール関節。体と顔を根本から美しく整える起点であることから清水さんが命名した。

ビューティースイッチの探し方

外くるぶしの頂点に人さし指の第2関節を当てて、くぼみを押す
足と同じ側の手の人さし指を伸ばし、第2関節を外くるぶしの頂点に当て、斜め45度に傾ける。人さし指の指先にあり、少しくぼんだ部分が“ビューティースイッチ”。ここを押す。

押すときは親指の腹か人さし指の関節で
親指の腹か人さし指を曲げた関節部分が力を入れやすい。ツボ押し棒などを使って押してもOK。

この人に聞きました
清水賢二さん
理学療法士
美容整体サロン「ナチュレルフェール」(福岡市)代表。日本クラーヌフェイシャリスト協会会長。10 年間医療現場で積んだ経験をもとに、美容と治療を融合させた技術を提供する。

取材・文/茅島奈緒深 写真/鈴木 宏 スタイリング/椎野糸子 ヘア&メイク/依田陽子 モデル/原田ゆか 図版/三弓素青 デザイン/ma-h gra

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