大賞「eMAXIS バランス(8資産均等型)」

三菱UFJ国際投信 取締役社長 金上孝さん

――大賞受賞、おめでとうございます。まずは感想をお聞かせください。

 ありがとうございます。私どもは投資信託を通じてお客さまの中長期的な資産形成に貢献することを目指しておりますので、このような賞を企画していただき、働く女性の資産づくりに役立つファンドとして認められたことを大変うれしく、光栄に思っております。特に女性社員は、日ごろ読者として親しんでいる『日経WOMAN』から賞をいただいたことが大いに励みになり、士気が高まったようです。

――「eMAXIS バランス(8資産均等型)」(以下「8資産均等型」)はどのような意図で設計されたのでしょうか?

 この投信は現在23本のラインナップを揃える「eMAXIS」シリーズのうちの1本です。「eMAXIS」は09年10月に設定したインデックス投信(※)のシリーズで、当初は国内外の株式や債券など主要な個別資産を投資対象とする8本の品揃えでスタートしました。 その後、「どの資産をどう選べばよいか分からない」「1本でいろいろな資産に投資できるものが欲しい」という投資家の方々の声を受けました。そこで、国内・先進国・新興国の株式と債券、国内・先進国のリート(不動産投資信託)の8資産を均等にパッケージし、eMAXISシリーズ初のバランス型の投信として2011年10月に設定したのが「8資産均等型」です。

――8資産に均等に配分する狙いは?

 第一に、幅広い地域や資産に分散投資できるということです。これ1本で世界中の主要な資産すべてに投資できるわけですから、特定の国や地域、資産だけに投資するよりも、リスクを抑えて安定した運用が可能になります。

 第二に、「分かりやすく、シンプルにするため」です。8資産の組み入れ比率をそれぞれ12.5%ずつ均等にし、マーケット環境によりその比率が一時的に崩れても、お任せで元の比率に戻るように運用されています。投資が初めての方でも手軽に始めやすく、資産形成のコアとして長く持っていただける投信だと考えています。

金上社長と、WOMAN世代の女子社員たちが集合!

――現在の運用成績や今後の見通しはいかがですか?

 「8資産均等型」は、それぞれ値動きの異なる8つの資産にバランス良く分散投資できるので、現在のように日本株が乱高下している相場でも、その影響は限定的になります。特に14年にNISA(少額投資非課税制度)が導入されて以降、継続的に資金が入ってきており、現在の純資産総額は約167億円(2月4日時点)となっております。ほかの投信に比べて保有期間が長いのも特徴で、中長期の資産形成にこの投信を利用される方が増えていることが伺えます。また「eMAXIS」シリーズ全体でも、純資産総額が2200億円を超え、「貯蓄から投資へ」の流れが定着してきていると感じています。

――最後に、これから資産を増やしたい働く女性にアドバイスをお願いします。

 忙しい皆さんにとっては、手間をかけずに簡単に投資ができることが大事だと思います。同時に、将来必要なお金を得るため、リスクを最小限に抑えてじっくり増やせることも重要です。「eMAXIS バランス(8資産均等型)」は、これ1本で手軽に世界の資産に分散投資でき、リスクを軽減できる仕組みを兼ね備えています。投資経験がなく、何から始めてよいか迷っている方こそ、まずこの投信から投資に踏み出していただき、将来に向けた資産づくりにお役立ていただければ幸いです。

■8資産均等型の動画説明はこちら

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※インデックス投信:市場全体の値動きを示す指数(インデックス)に連動する運用成果を目指す投信のこと。日本株なら日経225やTOPIX(東証株価指数)、先進国株ならMSCIコクサイ・インデックス(先進22カ国の株式市場をカバー)などに連動する。値動きが分かりやすく、コストも安い。

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