お金のこと、あれこれ考えるのって面倒くさい―。そんなズボラ女子に、生活習慣をちょっと見直すだけで支出が月1万円減らせるコツを紹介します!

買い物で支出 マイナス1万円

● 1カ月限定でクレカ払いストップ! “お試し現金生活”にトライ
「クレカは便利な半面、お金を使う感覚が薄れてしまい、ムダ遣いが膨らみがち。いったん現金生活に戻してみて。私もクレカは持たない主義です」(横山さん)

● 特効薬は固定費の見直し。格安スマホで年間マイナス5万円
固定費を見直せば、大きな節約効果が。「格安スマホの平均月額料金は3000円程度。今、月7000円くらいかかっている人なら年間で約5万円、家族で10万円は浮く計算に」(横山さん)

mayu / PIXTA(ピクスタ)
mayu / PIXTA(ピクスタ)

財布で支出 マイナス1万円

● 千円札は少なめに。1万円札を入れる
「千円札はあっという間に使ってしまうけれど、1万円札を崩すのは少しためらうもの。現金は極力、1万円札で持つことで、ムダ遣いのストッパーになります」(花輪さん)

● 普段の財布を小さなタイプに切り替え!
「財布が小さければ、お金もポイントカードも必要最小限しか持ち歩けず、余計な買い物ができない状態に。私もランチのときは小銭入れだけ持ち歩きます」(横山さん)

部屋の中で支出 マイナス1万円

● お金を1円も使わない日をつくる
週に1度、お金を使わない“ノーマネー(0円)デー”を設定してみて。「スーパーやコンビニに立ち寄ると、つい余計な物 まで買ってしまいがち。場当たり的なお金の使い方を改めるきっかけに」(横山さん)

● パートナーがいる人は月に1度「マネー会議」を
「お金の使い方や価値観が夫婦でバラバラだと、家計が管理しづらく、お金も貯まりにくい傾向が。月1回のマネー会議でお金のことを話し合い、家計の状況を共有して」(横山さん)

コンビニで支出 マイナス1万円

● 目的の商品が買える金額だけをポケットに入れてコンビニへ
「コンビニには、新製品のお菓子やレジ横にある商品など、“ついで買い”の誘惑がたくさん。意志が弱い人は目的の商品の金額分だけを持って出かけて」(花輪さん)

この人に聞きました
花輪陽子さん
ファイナンシャルプランナー
外資系OLを経てファイナンシャルプランナーに。OL時代にクレカのリボ払いで借金200万円を抱えた経験も。現在、シンガポールに拠点を置く。『毒舌うさぎ先生のがんばらない貯金レッスン』(日本文芸社)監修。

横山光昭さん
家計再生コンサルタント
ファイナンシャルプランナー、マイエフピー代表。mirai tal取締役 共同代表。独自の家計再生プログラムで、1万人以上の家計を再生。『はじめての人のための3000円投資生活』(アスコム)ほか著書多数。

取材・文/西尾英子

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