今いくら親切にしても、過去に与えてしまった侮辱を帳消しにはできない。(マキャヴェッリ)
一度怒ると、そう簡単には帳消しできないということです。怒るのには覚悟がいるわけです。

人は怒ることで、自分の個性や、独立の人格であること無意識に示している。(三木清)
怒るということは、意見を述べることです。それが正しい怒り方です。そうではなくて、ただ感情を発散しているだけなら間違いです。それは怒りではなく、単なる暴力です。

高貴なものは、世の中にあまりなく、手に入れるのは難しい。(スピノザ)
怒りを抑えるのは困難なことですが、だからこそ高貴なことでもあるのです。自分に誇れる生き方をしましょう。

人はねたむことで自分自身を不幸にしている。自分の中から喜びを引き出すかわりに、他人の中から苦しみを引き出しているのだから。(ラッセル)
ねたんでイライラしても、不幸しか出てこないのです。それならイライラせずに楽しいことを考えましょう。

怒りは無謀によって始まり、後悔によって終わる。(ピタゴラス)
*怒った結果すっきりするか? ピタゴラスは、逆に後悔するだけだといいます。だから怒らないほうがいいのです。

自分の怒りを抑えるには、他人が怒っているときに静かにそれを観察すればいい。(セネカ)
*怒ってる人を見ると、醜いと思いますよね。だから自分も怒る前にその醜い姿を想像すればいいのです。


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