「いらないモノや考えを捨てたい」「仕事に追われる自分を変えたい」。そんな人に向けて、注目のブロガー・筆子さんが「なりたい自分になれる」TO DOリストを紹介!

Graphs / PIXTA
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迷う時間がなくなる 不要な考えを捨てるTO DO

「損切り」すればムダ時間が減ると考える
「買ったのに使っていないモノ」を捨てられないのは、元を取りたい気持ちが強いから。「使わないモノを持ち続けると、それを収納したり、売ろうとしたりするムダ時間が発生します。“買ったときに楽しい気分になっただけでOK”と考えて断捨離を」。

「時間がない=優先順位が低い」と考え、無理にやろうとしない
「“時間がなくてできない”ことは、自分で“やらない”と選んだこと」と筆子さん。例えば、英語の勉強を始めないのは優先順位が低いから。できないことにモヤモヤせず、「本当にやりたいことに時間を使えていればOK」と考えて。

時間に余裕ができる 不要なモノを捨てるTO DO

「1日5分片づけ」で捨てる習慣を持つ
日々、増えていくモノをリセットすることで大がかりな片づけが不要に。「1日5分でもいいので“片づけタイム”を設け、タイマーをセットしてゴミ袋を片手に不要なモノを捨てる習慣を。掃除やモノの管理が簡単になります」。

捨てるときは「触って1秒」でゴミ箱へ
「モノを触っていると、そのモノに感情的なつながりを感じたり、思い出が呼び起こされたりして捨てにくくなる。捨てるときは“つかむ、捨てる”の2アクションでサヨナラを」。

毎日が効率的になる やるべきことを絞るTO DO

情報を「追う」のではなく「活用する」時間を持つ
「今は、SNSやネットニュースなどの情報を追いかけることに時間を費やしがちですが、情報は生かさないと意味がない。チェックするのは自分にとって有用な情報源だけに絞り、“活用する”時間を持って」。

マルチタスクをやめて1つのことに集中する
「一度に複数のことをするマルチタスクは脳に負担をかけ、仕事の効率を落とすそうです*。スマホやネットの登場で、現代は気が散りやすい環境。私はPCに向かうときは余計なタブを開かず、スマホの通知機能もオフに。とても集中できます」。

* アメリカのスタンフォード大学のクリフォード・ナス教授が2009年に発表した研究結果。

気持ちがスッキリする モヤモヤと向き合うTO DO

朝一番の時間を自分のために使う
「朝イチはエネルギーに満ちた時間。せっかくの大切な時間がメールチェックや家族の食事作りばかりに追われると、1日の満足度が落ちる気がします」。朝イチは大好きなお茶を飲む、音楽を聴くなど、自分のために時間を使って気持ち良くスタートを切れば、1日の充実感が違ってくる。

思いついたことを書き出して「やりたいこと」に向き合う
朝イチでやりたいことが分からない人は、自分と向き合う時間をつくろう。モヤモヤしていること、思いついたことをなんでもノートに書き出すと、気持ちが整理されていく。「朝イチで書くと、自分にダメ出しをすることなく、自由な発想が生まれやすいそう。毎日続けることで、やりたいことが見えてくるはず」。

この人に聞きました
筆子さん
ブログ「筆子ジャーナル」主宰
モノに執着する生活を経て、20代後半から実践するミニマルライフのブログが大人気に。著書は『1週間で8割捨てる技術』『それって、必要?』(共にKADOKAWA)。

取材・文/加納美紀

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