4月に入りましたね。新生活を迎えられた方も多いのではないでしょうか。この春こそ、老けない太らないための新習慣、始めませんか?

 日経ヘルス5月号では、「老けない人の 朝&夜 7つの習慣」として、特集しています。国内外の研究から、どんな生活習慣が、老けを加速させるかがわかってきました。そこで、そんな研究結果と専門家の意見をもとに、老けないための“ちょい足し”習慣をご紹介しています。

 まずは、寝起きです。ずっと寝ていたい気持ちを抑えて、起き上がるとき、「体幹ストレッチ」を! 寝たままできるから簡単です。それだけで、体幹がしなやかになって代謝が上がり、お腹も凹みます。読者はなんと1週間でお腹が4cmも凹みました。体幹は、腕や脚を除いた胴体部分をいいます。体幹というと、男性の雑誌で取り上げられることが多く、女性は無関係と思うかもしれませんが、実は「運動が苦手な女性ほど体幹が大事」とわかってきました。

 朝食に、野菜ジュースを作って飲んでいる方も多いのではないでしょうか? あるいは、市販の野菜や果物のジュースを飲んでいませんか? そんな方は、それにきな粉をプラスした「きな粉プラスドリンク」を。きな粉には次の食事での血糖値の急上昇を防ぐ効果があります。つまり、朝にきな粉をとっておけば、昼の食事で太りにくくなる、というわけ。誌面では、きな粉に合う市販のジュースやレシピをご紹介しています。

 自宅を出たら、通勤の歩き時間は、早歩きを3分して、普通歩きを3分……と「オンオフウオーク」を!これは6000人以上でアンチエイジング効果を実証した歩き方です。体脂肪が燃え、筋力が上がります。遺伝子レベルでのアンチエイジング効果も確認された方法です。

 オフィスでは、本格老眼やスマホ老眼(スマホの使い過ぎによる一時的なピント調整機能の低下)が良くなる「眼トレ」、脳を若返らせる「親指体操」を。眼トレは、誌面に掲載したシートを用いて、目の運動を行うだけ。親指体操は、キーボードを打つ合間に行える指のエクササイズです。

 また、青学陸上競技部のフィジカルトレーナー、中野ジェームズ修一さんが考案した「ゆる椅子トレ」もお薦めです。下半身の筋肉が鍛えられ、全身のたるみがとれますよ! 一番簡単なのは、「片足」で椅子から立ち上がること。ぜひ、始めてくださいね。