2015年、女性が働きやすくなった実感はあるか
2015年は、女性が働くことについてどのような年だったと思うか
2016年は、女性が働くことについてどのような年になると思うか

 ビースタイルが運営する主婦向け求人総合サイト「しゅふJOB」の調査研究機関であるしゅふJOB総研は、「女性の働きやすさ」をテーマにしたアンケート調査の結果を発表した。2015年は、女性活躍推進法が成立するなど社会全体の女性活躍の機運が高まった年だったが、女性の働きやすさの改善を実感している主婦層は少なく、今後、改善スピードを高めていく必要性が浮き彫りになった。

 ビースタイルおよびしゅふJOBサイトの登録者220人に、2015年は女性が働きやすくなった実感があるか尋ねたところ、「ある」は29%にとどまり、「ない」が71%にのぼった。しかし実感はないと答えた割合は前年の調査結果(82%)より11ポイント減少しており、少しずつ前進していると言えそうだ。

 働きやすくなったと実感した人はその理由として、「育休、産休等の女性を支持する制度が増えた」(52%)、「家族の支援が得られるようになった/増えた」「周囲の社員の理解が進んできた」(いずれも37%)を上位に挙げた。

 「2015年は女性が働くことについて、どのような年だったと思うか」との質問に対しては、「保育園不足やマタハラなど、働き続けることがこれまでより難しくなった年」(48%)との回答が前年(48.7%)に引き続き最多となった。一方で、「転職や独立、在宅ワークなど、これまでより自由にキャリアを選べるようになった年」(24%)が前年(6.2%)と比べ4倍近く増えた。

 2016年は女性が働くことについてどのような年になると思うか尋ねると、「保育園不足やマタハラなど、働き続けることがさらに難しくなる年」(39%)との回答が、2015年の振り返り結果と比較して9ポイント減少した。一方、「企業が、女性が働くことの価値をさらに認める年」(36%)、「転職や独立、在宅ワークなど、これまでより自由にキャリアを選べるようになる年」(33%)がそれぞれ7ポイントと9ポイント増加し、2016年への期待がうかがえる。

■関連情報
・しゅふJOBのWebサイト www.shufu-job.jp/

取材・文/鈴木 英子=ニューズフロント