女性の非正規雇用というとパートの主婦などがイメージされがちだが、非正規で働くシングル女性が増加傾向にある。そんな女性たちの現状の悩みや将来に対する不安が、横浜市男女共同参画推進協会らによる調査から浮き彫りになった。

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 調査は、同協会と大阪市男女共同参画のまち創生協会、福岡女子大学の野依智子教授が共同で実施。横浜市、大阪市、福岡市を中心に非正規職で働いている子どものいない35歳—54歳の独身女性261人から回答を得た。

 最初に就いた仕事の就業形態を聞くと、半数以上(52.1%)が正規職だった。初職が正規職だった割合を年代別で見ると、35—39歳が29.5%、40—44歳が57.0%、45—54歳が69.1%と、若い年代ほど初めから非正規職が多い。

年収(全体、年代別、学歴別、就業形態別、同居の有無態別)

 現在の年収は、「150万円未満」が28.4%、「150万—250万円未満」が39.8%、「250万円以上」が31.8%で、250万円未満が約7割を占めた。年収は、年代が上がるほどやや少なく、学歴が高いほど多い傾向が見られる。

 就業形態別の年収を見ると、「契約・委託」では「250万円以上」が約半数(49.3%)と最も多いが、「派遣社員」では「150万—250万円未満」が過半数(52.5%)を占め、「パート・アルバイト」では6割以上(64.2%)が「150万円未満」となっている。

 週あたりの労働時間は、「40時間以上」(37.5%)が最も多く、次いで「30—40時間未満」(35.6%)と、7割以上が30時間以上働いている。また、仕事のかけもちをしている人は約3割(30.7%)だった。