中途採用の人数は、昨年と比較してどのように変更するか
中途採用の人数を増やす理由は(「昨年より増やす」と答えた企業)
採用を予定しているのはどのクラスの人材か
昨年と同一職種・ポジションで中途採用する場合、採用基準を変更するか

 人材総合サービスのエン・ジャパンが運営する人事担当者向け中途採用支援サイト「エン 人事のミカタ」は、サイト利用者を対象に、2016年の中途採用についてアンケート調査を実施した。177社の回答を集計したところ、企業の中途採用意欲の高さが表れる結果となった。

 昨年と比較した中途採用の人数について聞くと、「昨年よりも増やす」と回答した企業は40%で、2013年(33%)および2015年(32%)を上回った。「昨年よりも減らす」は13%(2013年と2015年ともに13%)、「昨年と変わらない」は47%(2013年は54%、2015年は55%)だった。

 中途採用を増やすと答えた企業にその理由を尋ねると、「既存事業の拡大」(70%)が最も多く、次いで「需要の拡大」(42%)、「退職者の増加」(25%)、「新規事業の立ち上げ」(22%)が続いた。

 採用を予定している人材は、「経験者・一般クラス」(93%)が最多となり、若手から中堅の業務・業界経験者に対する高いニーズがうかがえる。「管理職・マネージャークラス」(22%)も2015年(19%)より増加し、経験豊富なミドルにも注目が集まっていると、同調査は分析している。

 昨年と同一の職種・ポジションで今年採用活動を行う場合、採用基準を変更するかとの質問に対しては、「採用基準を下げる」(12%)という回答のみ、2015年の回答率(6%)より増えた。

 採用基準を下げると答えた企業からは、「下げないと採用に至らない現状がある」「間口を広げて応募者を集めるため」といった意見が寄せられ、求める人材のスキルなどを下げなければ採用が厳しい状況であることが垣間見えた。


■関連情報
・エン・ジャパンのWebサイト www.enjapan.com/
・エン 人事のミカタのWebサイト partners.en-japan.com/

取材・文/鈴木 英子=ニューズフロント