膳場貴子アナウンサーも今年出産予定。女子アナ最高齢出産はいくつ?

 中田さん同様、今年話題になったキャスターといえば、7月に結婚と妊娠が報じられた「NEWS23」の膳場貴子アナウンサーでしょう。現在40歳の膳場さんは第一子を妊娠中で、詳しい出産時期は明らかになっていませんが、年末頃に出産予定ということです。一部報道によると、出産に伴っての番組降板の予定はなく、キャスター続行への意欲を見せているとのこと。

 女性アナウンサーの高齢初産といえば、2008年5月に44歳で出産した元テレビ朝日アナウンサーの雪野智世さん、同じくテレビ朝日アナウンサーで1997年に40歳で出産した南美希子さんなどがいます。南さんは、当時としては珍しい40歳を超えての初産でした。

 また近年では、2012年9月に53歳で第一子を出産した元テレビ新潟アナウンサーでラジオパーソナリティーの坂上みきさんが、大きな話題となりました。雪野さん、南さん、坂上さんはその後も子育てと仕事の両立をしながら、情報番組などの第一線で活躍しています。

40歳以上の初産が増加傾向

 女性がキャリアを重ねてから出産することは近年では珍しくなくなっています。データによると、40歳から45歳に至っては2010年から毎年数千人単位で増加し、2014年は約4万9000件と5万件も間近です。

 また、45歳から50歳の出産件数は2014年、2015年の2年連続で1000件超えています。この数字には第二子以降の出産も含まれていますが、仮に初産だけみても、2014年の40歳以上の初産は約1万9600件です。(母の年齢(5歳階級)・ 出生順位別にみた出生数 平成26年 人口動態統計より)。

 地方局のアナウンサー、フリーアナウンサーとして実積を重ね、キー局を代表する番組のキャスターを務めた中田さん。無事に出産を終えられてお茶の間へ戻ってくる日が今から楽しみですね。

文/樋口可奈子