仮想通貨を持つならコツコツ買って資産に組み入れていく

――仮想通貨を持ったら、何かいいことがありますか? そもそもどうやって手に入れるのでしょう?

 仮想通貨には希少価値があるので、将来値上がりを期待できる可能性があるといえます。

 さらに今後は様々な用途に使えるようになるでしょう。仮想通貨を預けて金利が付くとか、人に貸す、支払いに使うなどが考えられます。仮想通貨が法定通貨と並んで利用されるようになる日はそれほど遠くないと思っています。

 日本国内での取引は、日本の法律に従うことになり、現在、環境作りが進められています。仮想通貨の販売や交換を行う業者には、金融庁への登録が義務づけられました。銀行や証券会社で口座を開くのと同様に、本人確認書類などを提示して登録業者で口座を開設し、口座に円を入金して、購入します。

――仮想通貨の単位はなんというのでしょう? いろいろな種類があるということですが、どれがおすすめですか?

 仮想通貨は、それぞれの通貨ごとに1ビットコイン、1イーサリアム……という単位になっています。どれを買うかは、しっかり勉強して自分で判断することが重要です。

 例えば金属なら、金があり、プラチナがあり、銀、銅、パラジウム、マグネシウム、レアメタルなどもありますね。

 仮想通貨では、ビットコインがデジタルな金だと僕は思っています。ビットコインなど時価総額(円に換算した市場価値)が大きい仮想通貨を中心に、興味のある仮想通貨を少額から加えていって、ポートフォリオを組んではいかがですか。預金、株式、債券といった個人資産の中に、仮想通貨も入れてみるといいと思います。購入する際は、余裕資金でコツコツと、積立感覚で買っていくことをおすすめします。

――気になるのが、仮想通貨を盗まれたという事件の報道です。防ぐことはできるのですか?

 仮想通貨自体は、ブロックチェーンにより改ざんや不正ができない仕組みですが、仮想通貨を預けている業者のセキュリティーの状況によってはハッキングされて盗まれるリスクがあります。

 口座を開く際には、その業者がどのようなセキュリティー対策を行っているのか、必ず確認した方がいいですね。

「若い人ほどトライして、仮想通貨をポートフォリオに組み込んでほしいですね」と言う栢森氏
「若い人ほどトライして、仮想通貨をポートフォリオに組み込んでほしいですね」と言う栢森氏
● 2018年秋、QUOINEが新仮想通貨取引所サービス 「Liquid by Quoine」を提供開始

 QUOINE(コイン)は、2017年に仮想通貨交換事業者として、第1号登録(登録番号:関東財務局長第00002号)を受けた、グローバルな仮想通貨企業です。

 2018年秋、さらに進化した仮想通貨取引のプラットフォーム、通称「Liquid by Quoine」(リキッドバイコイン(以下Liquid))をリリースしました。Liquidは複数の仮想通貨を取り扱い、仮想通貨と法定通貨の取引ができます。

 Liquidには、大きく2つの特徴があります。

 1つ目は、サービス名の由来ともなった流動性の提供です。仮想通貨はまだ市場規模が小さいため、買いたい時に買える、売りたい時に売れるという流動性が低いことが問題とされてきました。その点、Liquidはグローバル企業のプラットフォームであることの強みを生かして、買いたい人と売りたい人のマッチングの仕組みを構築し、この問題を解決しています。

 2つ目は、強固なセキュリティー対策です。Liquidでは、顧客のウォレット(仮想通貨の保管場所)をインターネットに接続しないコールドウォレット管理にすることで、サイバー攻撃から守っています。さらに複数の秘密鍵を使うマルチシグ対応により、不正送金のリスクを低減しています。

 初心者が取引を始めやすいプラットフォームとして、Liquidはパワフルなサービスを提供しています。
Liquidのダッシュボード。24時間、世界の市場をチェックでき、高速な注文処理が可能
Liquidのダッシュボード。24時間、世界の市場をチェックでき、高速な注文処理が可能
Liquid by Quoineライト版
・登録から口座開設までアプリで完結
・ビットコインが約1,000円から購入可能(※)
※2018年10月18日現在の最終取引価格より
・少額で投資を始められるので、初心者の方にオススメです
【アプリダウンロード】
https://quoine.onelink.me/ikVD/d56b6d2e

お問い合わせ/QUOINE