10月24日(土)、東京コンファレンスセンター・品川で開催された「日経WOMAN Networkingフォーラム

プレミアム2015」には、全国から多くの働く女性が集い、有意義な時間を過ごした。

2つの基調講演で始まった実り多きフォーラム

 秋晴れの当日、東京コンファレンスセンター・品川には、多くの女性リーダーや女性リーダーをめざす人たちが集まった。

 この日、最初に壇上に上ったのは、LINEのCEO退任後、女性向け動画メディアを立ち上げたC Channelの森川亮さん。「イノベーションを生み出すマネジメントスタイル」と題した基調講演で、森川さんは「変化の時代はアクションが大事。議論するより行動。変化をポジティブに捉えて未来を創っていきましょう」と、会場を埋めた女性たちにエールを送る。


 続いて登壇した横浜市長の林文子さんは、「明日を変える女性リーダーたちへ贈る言葉」と題した基調講演で、「女性は共感力や寄り添う力が強いが、それは他者への愛にほかならず、仕事においでもそれは大切です。仲間と連携して、愛の力を発揮していきましょう」と提案。「仕事は人と人との結びつき。役所の人たちとも今は良い関係が築け、それが私の誇りです」という言葉を、若き後輩たちに贈った。


 休憩をはさんでのランチョンセミナーでは、「トップアスリートの手法に学ぶ、人生を楽しくするストレスコーピング」をテーマに、メンタルトレーニング上級指導士の田中ウルヴェ京さんが感情調整についてレクチャー。「メンタル面を健やかにキープすることは、長く幸せに仕事を続け、人生を楽しむために知っておくべき必須科目」という田中さんは、「本当のストレスは何かを見極める方法」を、経験を踏まえながら教えてくれた。