IT関連のパスワードを何種類持っているか
パスワードを使いまわしているか
パスワードの保管場所は(他人が見られる場所にパスワードを保管している人)

 インターネットサービスやIT機器を利用する際のセキュリティーの要であるパスワードを使いまわしている人は約9割―――。こんな調査結果を、相談窓口案内サービスの日本法規情報が発表した。

 調査は、日本法規情報が運営する「個人情報漏洩相談サポート」「モラルハラスメント対策相談サポート」「弁護士事務所検索サポート」の運用情報や相談者へのアンケートをもとに、男女856人の回答を集計した。

 IT関連のパスワードを何種類持っているか聞いたところ、「1種類」が15%、「2種類」が20%、「3種類」が25%で、3種類以下が6割(60%)を占めた。一方で6種類以上の回答が22%と、多数のパスワードを保有している人も一定数いることが分かった。

 パスワードを使いまわしているかとの質問に対しては、「全て同じパスワードを使いまわしている」が14%、「一部のパスワードのみ使いまわしている」が43%と、重要なパスワードの使いまわしは約6割(57%)にのぼる。「重要なパスワード以外は、同じパスワードを使いまわしている」と答えた29%も含めると、実に9割近く(86%)がパスワードを使いまわしている実態が浮き彫りになった。

 他の人が見ることができる場所にパスワードを保管している人は15%で、具体的な保管場所は「パソコン付近のノートや付箋に書き込んでいる」(32%)が最も多く、「スケジュール帳などの持ち歩いているものに書き込んでいる」(19%)、「パソコン内のWordやテキストファイルに書き込んでいる」(14%)が続いた。

 これら結果から、情報セキュリティの面で危険性の高い人が少なくないことが明らかになったが、不正アクセスの手口の大半が、利用者のパスワードの設定・管理の甘さにつけ込んだものであるため、不正アクセスを未然に防ぐには、パスワードの使いまわしを避け、パスワードを他人に知られないように厳重に管理することが大切だと、日本法規情報は強調している。

■関連情報
・日本法規情報のWebサイト nlinfo.co.jp/
・個人情報漏洩相談サポートのWebサイト www.roueisoudan-support.com/"
・モラルハラスメント対策相談サポートのWebサイト www.moralharassment-support.com/
・弁護士事務所検索サポートのWebサイト www.bengoshijimusho-support.com/

取材・文/鈴木 英子=ニューズフロント