外食をする理由は
外食をする理由は
一緒に外食する相手は
一緒に外食する相手は
1年前と比べ外食の頻度は変化したか
1年前と比べ外食の頻度は変化したか
メニューに記載されていると惹かれる言葉は
メニューに記載されていると惹かれる言葉は
飲食店を選ぶ際に重視することは
飲食店を選ぶ際に重視することは

 オンラインリサーチサービス「アイリサーチ」を運営するネオマーケティングは、「外食」に関するインターネット調査の結果を発表した。

 1カ月に1回以上外食をする20歳―59歳の男女400人に、外食をする理由を尋ねたところ、「美味しいものを食べたいから」(76.0%)との回答が最も多く、いずれの年代でも1位だった。年代が若いほど数値は高く、20歳代では80.0%にのぼる。全体で2位の「自炊をしたくないから」(36.0%)は、30歳代が46.0%と他のいずれの年代も上回り、30歳代は仕事が忙しく、自炊をする時間がない人が多いことが考えられる。

 一緒に外食する相手は、「家族」(66.0%)がトップで、「同姓の友人・知人」(56.3%)、「恋人・配偶者」(48.3%)と続いた。「ひとり」と回答した割合は、男性が43.0%だったのに対し、女性は22.5%にとどまった。ひとりで飲食店を利用し、ひとりの時間を楽しむ女性を表す「おひとり様」という呼び方が定着しつつあるが、実際にひとりで外食する女性は全体から見ればまだ少ない。

 1年前と比べて外食の頻度に変化があったか聞くと、「増えた」(26.8%)が「減った」(16.8%)を上回った。「増えた」と回答した割合を男女で比べると、女性は30.5%で、男性の23.0%より多い。

 飲食店のメニューに記載されていると惹かれる言葉を挙げてもらったところ、1位は「オススメ」(38.8%)、2位は「旬」(38.5%)、3位は「お得」(34.0%)となった。男女別で見ると、女性の1位は「オススメ」だが、男性は「お得」をトップに挙げている。また、いずれの言葉も女性の数値が男性より高く、女性は様々な言葉に惹かれる傾向がうかがえる。

 飲食店を選ぶ際に重視する点を聞くと、1位から順に「値段」(75.3%)、「店の雰囲気」(65.5%)、「料理の種類」(59.3%)が続いた。男女別で見ると、「値段」は男性が77.0%、女性が73.5%と女性の方が低いが、他の項目はすべて女性が上回っている。女性は「値段」より「店の雰囲気」を重視しており、その数値は76.0%と、男性の55.0%より21ポイント高い。

■関連情報
・アイリサーチのWebサイト www.i-research.jp/

取材・文/鈴木 英子=ニューズフロント