飲むほどにハマる！ たくさんの日本酒を飲み比べるおもしろさ
居酒屋などにおける日本酒の品揃えは限られており、銘柄の選択の余地がない場合も。そのため、銘柄ごとの繊細なニュアンスを捉えて比較しながら、贔屓のお酒に出合うのは難しいものです。
店長の荻原さんは、「一つひとつのお酒には個性がありますし、同じものを飲んだとしても風味の感じ方は一人ひとり違う。だからこそ、ブランド力や成分表のデータなどにとらわれずに飲み比べて、自分の舌でお気に入りを見つけてほしいですね」と、たくさんの種類の試飲をすることをすすめてくれました。
このお店に用意されているのは、目利きのスタッフさんにサポートしてもらいながら、オカワリ自由で100種以上を飲み比べられるという贅沢な環境。飲み進めるうちに銘柄のオリジナリティーや自分の好みがどんどん浮き彫りになり、知識や感覚の引き出しが広がります。飲めば飲むほど、次の1杯が楽しみになるのです。
実は今日が初対面だった宮本さんと山口さん。ほろ酔いでお酒を酌み交わすうち、すっかり打ち解けて仲良しに。3時間が経過する頃には、それぞれ10種類ほどの日本酒を堪能していました。仕事や恋愛の話題で意気投合し、次回の飲み会の約束も！ たくさんのお酒に囲まれ、飲むことの幸せを再認識するゴキゲンな宴になりました。
来店時は、秋限定発売のおつまみチーズ「ベルキューブ オータムセレクト」の試食イベントを実施中。意外にもチーズは、ワインやビールだけでなく日本酒とも相性が良いのだそう。「吟醸酒にはブルーチーズ入りが合うね」「スモークチーズ風味は、熱燗のアテにするといいみたい」と楽しそう！
取材・文／西門 和美
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