カー用品を手がけるカーメイトは、猫が好きな20歳代―40歳代の男女300人を対象に実施した調査の結果を発表した。それによると、猫を飼っている人は猫の映像を観る傾向が高く、猫を飼っていない人はペットショップや猫カフェなど直接触れあえる機会を求める傾向が見られる。

 全国の猫好き男女に、猫のどういうところが好きか尋ねると、全体では「動き・仕草」(53.0%)が1位、「甘えんぼなところ」(52.3%)が2位、「さわり心地」(51.3%)が3位となった。猫を飼っている女性は「動き・仕草」を、猫を飼っていない女性は「ツンデレなところ」をトップに挙げた。

 猫の行動について「あるある」と感じるもの(ねこあるある)は、「高い所に上る」(68.0%)が最も多く、「箱などの入れ物に入る」(60.3%)、「動くものを追いかける」(58.3%)が続いた。

 日常生活の中で猫に対する行動を聞くと、全体の1位は「猫が出ているTV番組を見る」(41.7%)、2位は「猫の動画を観る」(38.0%)、3位は「外で見かけた猫の後を追う」(29.7%)だった。

 猫を飼っている人の場合、「猫が出ているTV番組を観る」が50.0%、「猫の動画を観る」が48.7%となり、約半数が猫の映像を好んで観ている。

 猫を飼っていない人は、「猫が出ているTV番組を観る」「猫の動画を観る」ともに3割前後にとどまった。ほとんどの行動で猫を飼っている人の数値を下回るが、「ペットショップに猫を見に行く」(28.7%)と「猫カフェに行く」(7.3%)の2項目は、猫を飼っている人(それぞれ21.3%と5.3%)を上回った。

 猫を飼っているかいないかによって最も差が顕著だった行動は「猫の絵柄や形のグッズを集める」で、猫を飼っている人(30.0%)が飼っていない人(10.7%)より約20ポイント多かった。

■関連情報
・カーメイトのWebサイト www.carmate.co.jp/

取材・文/鈴木 英子=ニューズフロント