クリスマスに忘年会、お正月と、何かと手土産が必要なこの時期。オトナとしての常識やセンスが問われるが、ワンパターン化してしまいがち。そこで、ワンランク上を目指す働き女子のために、“通なお取り寄せ”をご紹介。読者アンケートをもとに厳選した10の逸品たち。年末の手土産の参考にどうぞ!

写真/farmer(PIXTA)
写真/farmer(PIXTA)

多くの文化人が愛したお茶に合う和菓子
宝満山


価格/1本 1300円(税込)

販売元/梅園菓子処

URL/http://www.dazaifu-baien.jp/

注文方法/ホームページから(※ホームページ記載の電話番号からも注文できます)



 太宰府天満宮の参道にある梅園菓子処。昭和23年創業で、松永安左衛門、川端康成、松本清張ら多くの文化人や茶人に愛されてきたことで知られる。代表作「宝満山」は、至極の逸品。

 淡雪でもない、ういろうでもない“ふんわりした優しい食感”は思わず目を閉じて幸せをかみしめたくなるほど。卵の凝縮されたコクや上品な甘味が魅力で、今も昔も職人の手作り。日本茶にも合うが、梅酒やブランデー、日本酒を掛けていただくのが通の味わい方だとか。宝満山を乾燥させた「干菓子」もおすすめ。表面はサクッと、中はしっとり。凝縮された甘味に包まれる。

横浜の老舗「喜久家」のラムボール
ラムボール


価格/4個入り 950円(税抜)

販売元/喜久家洋菓子舗

URL/http://kiku-ya.jp/

注文方法/電話のみ(※電話番号はホームページに記載しています)



 今から約90年前、多くの外国人でにぎわっていた横浜・元町で創業した喜久家。スイスの婦人がレシピを持ち込んで、先代にケーキを焼いて欲しいと頼んだことがきっかけとなり、どこよりも早く、ヨーロッパのケーキを作るようになった。

 喜久家の代名詞「ラムボール」は、「今のお菓子屋さんにはなかなか作れない」というこだわりのスポンジ生地にラム酒を効かせ、チョコレートの中で発酵させたお菓子。作りたてではなく3日おいて発酵させたころが食べごろ。親から子へ世代を超えて愛されるスイーツ。手土産に喜ばれること間違いなし!

セレブご指名のかずやの煉り菓子
煉り菓子詰合わせ(抹茶・みるく)


価格/9個入り 3497円(税込)

販売元/銀座かずや

URL/http://www.ginzakazuya.com/shop/

注文方法/ホームページから(※ホームページ記載の電話番号からも注文できます)



 歌舞伎界、海外の要人…国内外のセレブから愛される和菓子店・銀座かずや。お取り寄せには「煉り菓子詰合わせ」がおすすめ。高級八女抹茶の風味が広がる「煉り抹茶」、ミルキーで口どけのよい「煉りみるく」の人気2種の詰め合わせ。海外の要人からのオーダーも多い。

 多摩地区特産の高貴な香りのゆずを使用した「東京・多摩ゆずわらび」も人気。看板商品の煉り菓子「かずやの煉(れん)」は店頭のみの販売。芸能界御用達で「楽屋の差し入れ」としてもよく利用される。こちらは店頭か電話注文のみ受け付けで、1か月前からの予約が必要。