LINEでの友達の数は
LINEでの友達の数は
LINEに疲れるか
LINEに疲れるか
相手が既読をつけたか気になることがあるか
相手が既読をつけたか気になることがあるか

 オンラインリサーチサービス「アイリサーチ」を運営するネオマーケティングは、明治大学経営学部歌代ゼミ(担当:歌代豊教授)と共同で実施した「LINE疲れ」をテーマにした調査の結果を発表した。

 「LINE」のIDを所有している15歳―29歳の高校生、浪人生、大学生、大学院生の男女513人に、LINEでの友達の数を聞いたところ、「101―200人」(26.3%)との回答が最も多く、次いで「30人以下」(20.3%)、「31―50人」(16.0%)が続いた。男女別で見ると、101人以上友達がいる割合は女性(48.6%)が男性(33.7%)を上回った。

 LINEに疲れるか聞いてみると、44.8%が「疲れる」(「疲れる」と「どちらかというと疲れる」の合計)と答えた。男性は「疲れる」が40.6%であるのに対し、女性は48.2%と半数近くにのぼる。

 LINEで相手が読んだか(既読をつけたか)気になるという人は55.2%だった。LINEが「疲れる」と答えた人に限ってみると、66.1%が相手の既読を気にしており、特に女性は70.8%と気にする傾向が強い。

 既読を無視してしまう(既読を付けたが返信しない)と答えた割合は、疲れる派(51.3%)が疲れない派(29.0%)を大きく上回った。未読を無視してしまう(読まずに放置する)と答えた割合も、疲れる派(64.8%)が疲れない派(34.3%)を倍近く上回り、いずれも疲れる派の女性が最も高い数値を示した。

 普段の行動や考え方について聞くと、疲れる派は「周りのみんなからいい人と思われたい」(71.7%)、「憂うつになりやすい」(59.6%)、「物事をコツコツ行うタイプである」(61.3%)と答えた割合が、疲れない派より10ポイント以上高い。特に疲れる派の女性は「周りのみんなからいい人と思われたい」が74.5%、「憂うつになりやすい」が65.0%といずれの層も上回った。

■関連情報
・アイリサーチのWebサイト www.i-research.jp/

取材・文/鈴木 英子=ニューズフロント