年末大掃除の実施率(2005年と2014年の比較)
年末大掃除の実施日数(2005年と2014年の比較)
年末大掃除に対する意識

 花王が発表した年末大掃除に関する調査結果によると、年末大掃除の実施率はこの10年で大きく減少し、まとめて一気に行うのではなく小分けにする小(こ)掃除化が進んでいるという。

 20歳―69歳の既婚女性1010人を対象にアンケート調査を行ったところ、2014年に年末大掃除を実施した割合は59%だった。2005年の87%と比べ、年末大掃除の実施率は28ポイントも低下している。

 昨年末に大掃除をしなかった人からは、「年末は忙しく、時間がとれなかった」(20歳代)、「夫婦ともに仕事が激務だった」(30歳代)、「普段から掃除していて、大掃除するほど汚れていない」(40歳代)といった理由が聞かれた。

 大掃除の実施日数を2005年と2014年で比較すると、1日でまとめて集中的に実施した人は、2005年では26%だったが、2014年は14%に減少した。一方、7日以上かけている人は9%から15%に増加している。平均実施日数は2005年が3.4日間、2014年が4.0日間と、小分けに実施する傾向が見られた。

 大掃除をする場所は、「キッチン(ガスレンジまわり)」(79.0%)、「トイレ」(78.0%)、「浴室」(76.5%)、「キッチン(換気扇・レンジフード)」(74.3%)が上位に挙げられた。大掃除で負担を感じる場所は「キッチン(換気扇・レンジフード)」(77.3%)が圧倒的に多く、以下「窓」(34.7%)、「キッチン(ガスレンジまわり)」(32.7%)、「網戸」(31.5%)などが続いた。

 年末大掃除に対する意識を聞いてみると、約6割が「年末に大掃除をしないと新しい年を気持ちよく迎えられない」(61%)と思っており、8割前後が「普段やらない場所まで掃除したい」(82%)、「普段より念入りに掃除をしたい」(78%)と考えている。一方で、「年末大掃除はラクにやりたい」(88%)との意見が9割近くにのぼった。

■関連情報
・花王のWebサイト www.kao.com/

取材・文/鈴木 英子=ニューズフロント