「家族」にまつわる言葉

 家族の状況が変化すれば、働く女性のライフスタイルも大きな影響を受けます。育休からの復帰を前に今後の働き方を「考」えた女性、夫の故郷へのUターンで新たな生活が「展」開し始めた女性も。家族で笑って「穏」やかに過ごせることが幸せ、という声もありました。

「雪解け」…結婚してからずっと単身赴任のため別居生活を送っていました。丸三年たとうとしている今、やっと一緒に住めそうです。我慢してきたものがゆっくり溶け出していきそうです。(29歳)

「考」…子供の幼稚園入園と共に、私自身も来年度から仕事です。働き方、日々の暮らし方、子供と、旦那とのコミュニケーションなど、自分は今後どうしていきたいかを考え、話し合い、方向を決定してきました。来年からは入園、仕事に向けて生活リズムも少しずつ変えていきます。(33歳)

「展」…夫の故郷にUターンし、夫婦で仕事は退職(夫は転職、私は子供がいるため一時専業主婦へ)、なじみのない場所にきて新たな生活を展開し始めた年だから。(27歳)

「変化」…新築を購入し引っ越しがあり、妊娠をし、主人が会社を設立したので、私も勤めていた企業を辞めて主人の会社の手伝いをするなど、とにかく環境の変化が目まぐるしい年だったので。(32歳)

「忍耐」…家族がうつ病で退職。共倒れしないか自分の精神状態への不安、資金面の不安、色々なことを振り払うべく忍耐強く日々を送っているので。(33歳)

「家」…やっぱり家族って大切だなと感じた1年だったから。転職したのですが、しばらくは家の中がぐちゃぐちゃ。子供が精神的に乱れるなどあったのですが、仕事はいつでもやめられる、家が大事だと腹をくくったらすべてがうまくいったので。(36歳)

「穏」…2014年は転職や身内のもめ事・引越などがあり慌ただしく苦難の年であったのに対し、2015年は本当に穏やかな年でした。何もなかった年といえばそれまでですが、毎日平和で家族で笑って過ごせることは本当に幸せなことだと感じた一年でした。(27歳)