「健康」「病気」にまつわる言葉

　自身の病気や、身近な人が亡くなったことを機に、健康や「命」について考えたという女性たちの言葉も印象的でした。多忙な毎日を過ごしていると、つい自分のことは後回しになりがちですが、年の終わりに、今年1年がんばった体の声に耳を傾けてみてはいかがでしょう？

◆「命」…癌を患った芸能人の方や、周囲でもお世話になった病院の先生が癌で亡くなり、自分の健康のことを考えさせられる年でした。（33歳）

◆「食べる事と生きる事」…病気をして仕事から離れ、養生をしました。今までの食生活、生活を反省しました。野菜をたくさん食べるようになり、自分で畑を持って作れたらいいなと思いました。食や農業に興味がわき、心身ともに元気になりました。（31歳）

◆「苦」…今年に入って大きな病気をしたために仕事を辞め、6時間の手術、長期間の入院。社会復帰したくても、どこにも就職のあてがありません。自分自身を責め、苦しみ抜いた年でした。来年こそ、小さくても私自身が納得できる生き方への一歩が踏み出せればと思います。（23歳）

◆「再生」…大腸がんを発症し、手術、抗がん剤治療を経て無事に治りました。今後も生活習慣に気を付けなければなりませんが、また生き返らせてもらったような感覚があります。まだ結婚も出産もしていないのですが、これからも明るく生きていこうと思います！（34歳）

旅、SNS断捨離… それぞれの2015年

　ここまで紹介した以外にも、たくさんの女性が回答を寄せてくれました。「旅」先での出会いや、SNS断捨離で起こった思わぬ「変化」など、その一部をご紹介します。

◆「旅」…海外出張や旅行で海外に行ったから。ムンバイ、香港、韓国、カリフォルニアと、研修出張でも世界各国から来た社員と打ち解けられた。（33歳）

◆「至誠」…「花燃ゆ」をきっかけに、萩旅行へ行き、松陰神社でいただいた御朱印に入っていた言葉です。吉田松陰の名言の中でも一番素敵だと思う言葉です。（30歳）

◆「凶」…今年引いたおみくじがことごとく凶。際立って悪いことはありませんが、転居や転職と何かとバタバタした一年でした。今が耐え時と思いつつ、来年は良い年になりますように。（35歳）

◆「変化」…体調も体型も変化が出てきたので、自分を優先にすることに決め、人と比べて落ち込んだりイライラしたりすることが増えたSNSを全部やめました。おかげでストレッチしたりハーブティーを飲んだりといった時間ができ、精神的にも安定しています。今後はジムといった習い事も考えたいです。（37歳）