相手ではなく、自分主体のコミュニケーションに変えることが大事!

勇司:ただ、恋愛はまだしも、結婚となると関係性はより深く、密になるため、生活していく中で相手を傷つけたり、傷つけられたりということも増えていきます。相手と親密になればなるほど、傷つくことからはどうしても逃れられないんですよね。

真弓:おっしゃる通りだと思います。それだけに、この繊細で弱い自分を受け入れて、パートナーとお互いに思いを伝え合えるような関係性になりたいと思っているんですよね。

勇司:それはステキですね。だとすると、自分よりも相手をメインに置いてきたコミュニケーションのあり方を、自分をまずメインに置くコミュニケーションに変えていくことが大切になってきます。

 相手が悲しむ、傷つくから我慢するのではなく、自分は本当はどう思っているのか? 自分は何を大切にしているのか?をまず感じてみる。純粋に自分にフォーカスする時間を増やすことが、真弓さんにとって必要なことになります。

真弓:自分を大事にしたら、相手を傷つけることにならないかしら?とまだ考えてしまう部分もありますが、自分を大事にすることで皆がハッピーになれるのなら、一番いいですよね。

勇司:相手が傷つかなくても、真弓さんが感情を抑えて我慢しているなら、それはお互いにとってハッピーではありませんからね。まずは自分の思いを大事にすることから始めていきましょう。

 真弓さんの理想の男性のタイプはどんな人ですか?

真弓:そうですね、懐の深い人でしょうか(照)。家族や身近な人だけではなく、より多くの人も大切にできる心の大きな人です。でも、それを周りに言うと「そんな人いる? だから結婚できないんだよ!」と若干否定されるので久しく言えていません。この年になると、夢見がちな発言はイタイですからね。

勇司:いやいや、そんなことないですよ! 素晴らしいと思います。自分自身や自分の思いを大切にしていくと、自分を大切にしてくれるようなベストの相手とめぐり会えますから。

真弓:それは理想ですね! そうすると、今の部屋の現状って、私自身のコミュニケーションのあり方が表れているということでしょうか??