歴史・栄養・味わい、どれをとっても驚きの北海道昆布パワー
北海道こんぶ消費拡大協議会

北海道こんぶ消費拡大協議会 北海道ぎょれん 営業企画部 部長代理 工藤 しのぶさん

 和食に欠かせない昆布。その約9割は、北海道産だ。

 「日本人と昆布の歴史は古く、7世紀には北海道から本州への交易路が開通。江戸時代には本州全域や九州、さらに琉球王国や清にまで“昆布ロード”は発展しました。昆布は昔から体に良いとされ、とくに中国では薬として珍重されていたようです」

 実際、昆布には優れた機能が数多くある。例えば腸内環境を改善する水溶性食物繊維は、腸からのアンチエイジングを促してくれる。また昆布の色素成分であるフコキサンチンは内臓脂肪をカットし、豊富なカリウムは体のむくみを解消。昆布は、まさに美をサポートする究極のナチュラルフードなのだ。

 「加えて、昆布にはうまみがあるため無理なく減塩でき、過食防止にも役立ちます。今日のお弁当でも、実感していただけたのではないでしょうか」

 この昆布のうまみ成分グルタミン酸は、かつお節や豚肉などのうまみ成分イノシン酸と相性が良く、掛け合わせることでうまみが倍増する。豚汁や沖縄料理などを思い浮かべれば、納得する人も多いだろう。

 「昆布は鍋で沸かす方法のほか、水につけておくだけでも簡単にだしがとれます。とっただしは冷蔵庫で保存できます。体にやさしく、おいしい『昆布だし』。ぜひ試してみてください」

利尻、羅臼、日高に加え、長昆布、厚葉昆布、真昆布、細目昆布など産地も種類も豊富な北海道産昆布。料理ごとに使い分けたい