さらにもうワンステップ:手の動きをつける

 慣れてきて、また手を動かすことのできる場所ならば、手の動きをつけるのもいいでしょう。

 手を身体の前に持ってきて握ったら、肘をゆるめます。

 丹田を意識して息を吐きながら、目線はおへそを見ます。肩甲骨のあいだから背骨を背後の壁に向かって押すイメージです。背骨はCの字を描きます。

 息を吸いながら、胸を前に送り出して、肩甲骨を寄せます。この動作を5~10呼吸繰り返します。

 「背骨と骨盤が連動したこのエクササイズは、自律神経を整えてくれます。またおなかを使って呼吸をすることで、呼吸が深くなります。呼吸が深いと身体がよく伸び動く感覚を味わえます」とTakkoさん。

 呼吸の大切さはよく耳にしますが、「焦ったりイライラしたりしているときは、呼吸が浅くなり、視野が狭くなってしまっているのですね。でも深い呼吸をすることで心が静まり、視野が広くなります。さらに免疫力が高くなるとも言われていますよ」

【Takkoさんが講師を務めるイベント情報】
●11/28(土) お台場ブルーテーブル
 my special yoga time

●11/29(日) 中目黒 bemyself
 サンデーマタニティヨガ

●12/13(日) 東京防災臨海公園そなエリア
 みんなでヨガ

●12/17(木) 六本木ヒルズ
 ヒルズママ部 産後リカバリーヨガ

※情報は11月27日現在。人気イベントにつき、満員になることもあります