お酒をたくさん飲んで楽しみたいけれど、二日酔いが怖い…。そんなあなたのために、巷間語られる、酔わない飲み方、二日酔いにならない飲み方が、ウソかホントかを、健康専門サイト「日経Gooday」編集部が取材を基に整理してお届け。これで忘年会も安心!

ウワサ◆その1 空きっ腹で飲むと酔う

答え ホント!

食べながら、ゆっくりと。(©jazzman / PIXTA)

 通常、体の中に入ったアルコールは、約20%が食物と共に胃から、残り80%が小腸から吸収された後、肝臓へと運ばれ代謝される。食物が消化されるまでのあいだ胃の幽門(胃の出口)は収縮、アルコールも小腸へすぐに流れず胃に留まり、吸収も遅れる。

 しかし、空腹時にお酒を飲むと、消化される“食物”がないため、アルコールは胃を素通りしてほとんどが小腸に流れ込み、アルコールの吸収が早くなってしまう。そのために、空腹でお酒を飲むと、酔いやすいというわけだ。このとき、飲んだお酒がアルコール度数の高い、濃いものなら、なおさら急激に血中のアルコール濃度は高くなり、酔いやすくなる。

 医師で薬局経営者でもある狭間研至さんは、「お酒を食事やおつまみと一緒にとると、アルコールが胃に留まる時間が延びるため、吸収が緩やかになり、血液中のアルコール濃度が急激に上がるのを抑えられます。また、お酒だけを飲んでいる場合に比べ、飲むペースも抑えることができるので一石二鳥です」とアドバイスする。