ドラマでも話題になった、ハイスペックなのにあえて結婚しない男性、名付けて「AK男子」。彼らは結婚について、どのような考えを持っているのでしょうか。一見すると「AK男子」に見える男性たちに話を聞いてみると、それぞれに異なる結婚観が見えてきました。普段から交流のある4人の本音を、前編・後編に分けてお届けします。

座談会参加者プロフィール
南さん:29歳。大手広告代理店を退職後、起業。港区高輪で初となるゲストハウス「Koru Takanawa Gateway Hostel, Cafe&Bar」を運営。
ジェレミーさん:32歳。不動産投資ファンドを退職後、独立。現在は不動産開発やコンサルティング業務を行う会社を経営。
黄さん:32歳。大手総合商社を退職後、中国では貿易会社を、日本ではヒューマンプロデュースサロンを経営。
米本さん:33歳。大手総合商社に勤務後、コンサル会社を経て、サービス系のベンチャー企業に勤務。海外の事業開発などを担当。
※以下、敬称略
左から南さん、ジェレミーさん、黄さん、米本さん

AK男子は本当に結婚しないの?

――皆さん今は独身ですが、正直なところ「いつかは結婚したい」という気持ちはあるのでしょうか?

 精神的にも経済的にも依存しない関係で、お互いに刺激し合って独自の世界を突き進んでいける相手となら結婚したいです。でも、まだそういう関係を築ける女性とは出会っていないので、今のところはまったく考えていないですね。

ジェレミー 結婚する必要性をあまり感じないんですよね。僕は結婚を不可逆なもの、一方通行で引き返せないものだと捉えているので、結婚するなら離婚はしたくない。だから、結婚のハードルがかなり高いんです。結婚後に、どちらかの意見が変わったときのリスクが大きいというか。自分から、あえて選択肢を狭める必要はないと思っています。

結婚は不可逆なもの。一方通行で引き返せないと思っているから、結婚へのハードルは高いです

 僕の場合、今は会社の経営に専念しているのが実情で。周囲の信頼を得ながらビジネスをすることに集中しているので、今はあえて結婚していないだけです。家族を持つことに対しては何の疑問もないし、むしろ家族を持ちたいと思いながら生きているので、将来的には結婚したいと思っています。

米本 僕も将来的に結婚はしたいです。今していないのは、「自分が結婚したいときには相手がしたくなかった・相手が結婚したいときには自分がしたくなかった」というタイミングのズレが原因で。だから、結婚したくないわけではありません。ただ一方で、今すぐに結婚しなければ……という切迫感もないですが。