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想定外を飛び越えて

命危ぶむ大けがで時間の大切さを認識 ライターに挑戦

「命さえあれば、もう何が起きても大丈夫」と思えるように/下編

キャリアやライフにおいて想定外の出来事に見舞われた経験のある人に取材する新連載。1人目は趣味のスポーツ中に思わぬ大けがをしてしまった石塚洋子さん(37歳)に、実際に起きた出来事と、それをどう乗り越えたか。その経験から何を学んだかを教えてもらいます。

(上)1cmずれたら即死の頸椎骨折経てキャリアを0から構築
(下)命危ぶむ大けがで時間の大切さを認識 ライターに挑戦 ←今回はここ

2カ月間、装置を付け、首から上を動かせない療養生活

 頸椎(けいつい)を固定するハローベストは、装着すると、首から上は全く動かすことができない。重量もあり、頭を固定されていることによるストレスが大きかった。「首から下は動かせるので、スマホを操作し職場に、けがの状況を説明したり、しばらく仕事を休むことを連絡したりすることはできました。

 ただ、その後の精神的なストレスが大きすぎて。とにかく癒やしの音楽を聴き続けていました。夜も眠れず、つらさのあまり真夜中にナースコールのボタンを押して『私、つらいんですけれど、どうしたらいいんですか?』と言ったことも。今考えれば看護師さんには申し訳ないことをしました。『ごめんね。何もしてあげられなくて。とにかく頑張って!』と優しく声をかけてもらえてありがたかったです」

 1カ月後に退院し、埼玉の実家で療養を開始。さらに1カ月後にはハローベストを取って、簡易的な固定具に付け替えることができた。そのまた1カ月後に簡易的な固定具も外し、やっと歯の治療を始めるに至った。

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